厭世館へようこそ。

ここは厭世館。ぼくのすむところ。

*終わりと始まり、螺旋螺旋。

どーもさんです。

本番を終え、打ち上げを終え、なんやかんやで今に至ります。

さて、早速ですが本番の感想を言いましょうか。

はい。

うん、やっぱり自分は演出向いてません。

なんてね。

全然違う。

もっと早い段階でこれを言うべきだったんでしょうが、クソコミュニケーション不全の私には言えなくて。

その時点で、演出は不向きだったのかなあ、なんて。

本番の役者さんの演技を見てて思いました。

「彼らは、いま、この台詞の裏にどんな感情を抱いているんだろう。」

何だか、お客さんがいる後ろで、みんながばらばらに見えて。

これが、私が三か月かけてつくってきた舞台か。

初めてにしちゃ、頑張ったよ。

………………頑張った、か。

役者さんたちは頑張ってくれた。もちろんスタッフさんたちも。

演出は?

不甲斐無さで心がいっぱいで、溢れ出てくるこれは。

今のままでは、もう二度と演出なんてできっこない。

もっと、ちゃんと自分で決めた言葉を、感情を、相手に伝える努力を、しなくては。

とくに今回の経験で学んだこと。

ニュアンスで台詞を覚えてくるのは絶対に駄目だということ。

カバーする能力があればいいのですが、うちの劇団員でそれを持ち合わせている人は生憎いなかった。いまのところ。

台本があると動けない、けど台詞は覚えてこない。

これを指摘できない自分。

弱すぎる。

……思えば反省点ばかり。

これをバネにして、次回につなげれば、きっと今回よりずっといいものがつくれると思う。

でも、また脚本や役者に迷惑を掛けながら瞑想する日々を続けるのかと思うと、ちょっと怖い。

やりたくないな、なんて思ってしまう。

「それでいいよ、合ってるよ」と言われないと安心できない私が、ちゃんと、みんなと、私の、芝居をつくれる日は、来るのだろうか。

………とにかくお疲れ様でした。 みんなありがとう。 また、つきあってください。

次は新歓。

何をやるか分からないけど、頑張ります。