厭世館へようこそ。

ここは厭世館。ぼくのすむところ。

*声こえ聲コエ

どーもさんです。 


 今日、ふと、思いました。

 声が出なくなってしまえばいいのに。 


 以前、一日だけ声が出なくなった日があって。 

人類の最大のコミュニケーションツールである声が出なくなって、

 人とのコミュニケーションを、合法的に遮断できて。 

(あの時は、コミュニケーションを取らざるを得ない状況だったので、結局一日筆談で過ごして物凄く面倒だったのですが。) 


 これが一生続いたら、私はこれから、「言いたい」と思ったことの何割を相手に伝えられるんだろう。 

 そうしたら、どれだけの人を不快にさせずに済むんだろう。 


愛する人に、「愛してる」と言えない代わりに、愛する人を、傷つけなくて済む。 


 そう。 

傷つけなくて済む。 

言葉は怖い。 口に出してしまったら取り消しの聞かない槍になって、相手のほうに投げられる。 


 こわいなあ。