厭世館へようこそ。

ここは厭世館。ぼくのすむところ。

*なにが、なにを。




何を怖がることがあろうか。


僕は芝居をはじめてもう5年目になるんだぞ。


自分の中で、これ程までに続いたことがほかにあろうか。 

 ……ない。 


この今までの4年間のうち、 高校演劇が主だった。 

けれど、 

大人の劇団に混ざって稽古もした。 

インプロも少しだけどやった。 

他の人たちより、ずっと多くの舞台をこなし、経験をつんだ。 


それは、自信にはならないのだろうか。 


私の言葉は本当に、意味などないのだろうか。


私の中にある、劣等感は、一体どこから来てい
るのだろうか。 


だれか私を安心させてください。

もっともっと、自惚れていいんだって。 


 ね。